根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(80)

JUGEMテーマ:健康

 


根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(80)


                             長谷川淳史(TMSジャパン代表)

***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** *****

腰痛に関する正確な情報には想像を絶するほどの治癒力があります。どうか情報の拡散にお力をお貸しください。

■心理的・社会的・経済的因子は、慢性腰痛および活動障害において重要な意味を持っている。心理社会的因子は、治療とリハビリテーションに対する患者の反応に影響をおよぼす。
http://amzn.to/Hk8veA http://1.usa.gov/I23gOD
……腰痛疾患は今やイエローフラッグ(心理社会的因子)を抜きに語れない時代になりました。いつまでも患部に目を奪われていると回復を遅らせることになります。一日も早く時代遅れの考え方を改めましょう。

■心理社会的因子はこれまで考えられていたより遥かに早い段階で重要な意味を持ってくる。
http://1.usa.gov/HAlhGU http://1.usa.gov/HwO3ec http://1.usa.gov/IpOLGl
http://1.usa.gov/Ir728U
……何度も繰り返します。1996年に発表された腰痛診療ガイドラインでこれだけイエローフラッグ(心理社会的因子)を重視するように勧告しているのです。教科書で習った時代遅れの考え方を一日も早くアップデートしなければ、結局は弱者である患者さんにしわ寄せがいきます。医療関係者は心して取り組んでください。加害者呼ばわりされないためにも、プロとして最低限の責任を果たしましょう。

■臨床的特徴の中には、慢性疼痛および活動障害のリスクファクターとなっているものが数多く存在する。心理社会的因子は、医学的症状および徴候よりも慢性化にとって重要なリスクファクターである。
http://amzn.to/Hk8veA
……腰痛は何としても急性期の段階で解決しなければなりません。もし患部の生物学的損傷だと考えていたら、イエローフラッグ(心理社会的危険因子)を見逃してしまい、腰痛を慢性化させるだけでなく再発率も高めてしまいます。それを回避するためには、腰痛疾患(坐骨神経痛を含む)を「生物・心理・社会的疼痛症候群」として治療する必要があります。

■医学的管理は患者の臨床経過と転帰に大きな影響をおよぼす(★★)。初期管理には以下のものが挙げられる(★)。「徹底した病歴聴取と簡単な理学検査」「重篤な脊椎病変のレッドラッグがないことを再確認(ラベリングの回避)」。
http://amzn.to/Hk8veA
……新たな腰痛概念に基づく医療では、レッドフラッグ(生物学的危険因子)が認められなければ、患者を不安にさせるようなレッテル貼り(病名・診断名)を避けるべきだとしています。

■「迅速な回復のために良好な予後に関する正確な情報を提供」「軽い運動は有害でないことを再確認」「日常の活動を維持するような現実的指導」「仕事に復帰するような現実的指導」。
http://amzn.to/Hk8veA
……急性腰痛(ぎっくり腰)の初期管理は、トリアージと患者に正確な情報を提供することがきわめて重要です。ところが今の日本では画像検査に依存するだけならまだしも、患者には時代遅れの不正確な情報しか提供していません。こうした不適切な医療の犠牲になるのは患者なのです。

■適切な情報とアドバイスによって、患者の不安を軽減し、ケアに対する満足度を向上させることができる(★★)。
http://amzn.to/Hk8veA
……不適切な情報とアドバイスで患者の不安をあおり、治療満足度を低下させる治療はもうやめましょう。まずは迷信や神話ではなく、根拠に基づく正確な情報を入手してください。ただしネットを使って日本語で検索してもヒットしません。
根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(80)
<発行> 産学社エンタプライズ
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館3階
TEL:03-6272-9313 FAX:03-3515-3660http://eppub.jp/
[編集室] TEL:042-813-0769e-mail  info@eppub
より転載

根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(78)

JUGEMテーマ:健康

 

根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(78)

                              長谷川淳史(TMSジャパン代表)

***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** *****

腰痛に関する正確な情報には想像を絶するほどの治癒力があります。どうか情報の拡散にお力をお貸しください。

■患者の年齢・罹病期間や症状の内容・日常生活と仕事への影響・過去の治療に対する反応は急性腰痛の治療において重要である。病歴聴取によってレッドフラッグ(危険信号)を確認できる。特に55歳超の患者にとっては重要。http://amzn.to/Hk8veA
……言うまでもなく急性腰痛の初期評価は、画像検査よりも問診(病歴聴取)の方がはるかに重要だということです。

■馬尾症候群の症状と徴候、広範な神経症状、重度または進行性の運動麻痺は、重篤な神経系疾患を示す危険信号である。年齢に関連した重大な外傷歴(若年者の高所からの転落や交通事故、骨粗鬆症や高齢者の転倒など)は骨折の可能性を示唆する。
http://amzn.to/Hk8veA
……これらのレッドフラッグがある場合は生物学的問題ですから専門医へ紹介しなければなりません。特に馬尾症候群は緊急を要します。けっして見逃すことのないように注意しましょう。

■心理的・社会的・経済的問題などの非身体的因子は評価と治療を複雑にする可能性があるため、初期評価の時点で患者の生活における心理的・社会的・経済的問題などを探る必要がある。
http://amzn.to/Hk8veA
……このイギリスのガイドラインが発表された1996年の時点で、すでに心理的・社会的・経済的問題に目を向けるよう勧告が出ているのです。日本はいつまで患部に目を奪われているつもりなのでしょう。このままでは患者が増える一方です。

■若年成人の坐骨神経痛においては、SLR(下肢伸展挙上)テストを行ない記録する必要がある。脊柱管狭窄のある高齢者においては、SLRテストに異常が見られないことが多い。
http://amzn.to/Hk8veA
……高齢者の場合はSLRが陰性というのも不思議ですけど、勉強不足のためかSLRの意義がいまいち良く分かりません。SLRでヘルニアの存在が確定できるわけではありませんし、痛みを誘発させる検査は心理的に好ましくないのではないかとも思います。いずれにしても最近の腰痛診療ガイドラインではほとんど重視していません。

■神経障害の検査ではアキレス腱反射と膝蓋腱反射、足関節と母趾の背屈力、感覚に関する愁訴の分布に重点を置く必要がある。
http://1.usa.gov/Ht6ICY
http://1.usa.gov/HyhYli http://1.usa.gov/HvJ3Gv
……これも最近の腰痛診療ガイドラインではあまり重視していませんが、稀に重篤疾患が潜んでいるかもしれませんので初期評価としてはありでしょう。特に知覚麻痺には気をつけなければなりません。

■画像検査についてはエビデンスをA〜Dの4段階で評価したAHCPRの『成人の急性腰痛診療ガイドライン』を踏襲している。臨床検査で危険信号が認められない限り、発症後1ヶ月以内の腰痛患者に単純X線撮影は推奨されない(B)。
http://1.usa.gov/uhlYSO
……全腰痛患者でレッドフラッグ(危険信号)が認められるのは10%未満ですから、日本の整形外科医が腰痛診療ガイドラインの勧告に従えば画像検査実施率は1/10になるかもしれません。大幅な医療費の節約にはなりますが、経営が成り立たなくなる恐れもあります。実に歯がゆい問題です。

 

エンタプライズ発信〜メールマガジン【104】

<発行> 産学社エンタプライズ
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館3階
TEL:03-6272-9313 FAX:03-3515-3660http://eppub.jp/

より転載


腰痛の原因【脊柱管狭窄症】手術があぶない  週間文春令和2年12月19日号

JUGEMテーマ:健康

 

腰部脊柱管狭窄症は画像診断で証明されても、必ずしも手術する必要はない。

それは画像診断で狭窄が認められても症状のない人がほとんどだからだ。

MRIで狭窄が認められていてもおおくは症状が出ないのだ。

 

狭窄症には無症候性のものが多いのだ。

 

また、症状が脊柱管狭窄症の症状であっても、

狭窄による圧迫で必ずしもその症状が出る訳ではない。

脊椎内の血流の不足で症状が出ることが多い。

 

だから、もちろん多くの人は手術の必要はない。

症状のある狭窄症も血流を改善する保存療法で多くは治るのだ。

 

 

 

 

20191212_2960594.jpg

 

20191212_2960596.jpg

 

だから、今回の週刊文春が指摘するように

安易に手術をすることを戒めなければならない。

 

 

 

 


腰部椎間板ヘルニア 飛び出した髄核が圧迫するだけでは下肢の痛みやしびれは出る訳ではない

JUGEMテーマ:健康

 

「まいんど」全日本柔道連盟刊 2019・7月号

 

20190731_2886271.jpg

 

柔道ゼミナール 「腰痛と腰部椎間板ヘルニア」

東海大学スポーツ医科学研究所長

宮崎誠司先生論考に

20190731_2886265.jpg

 

標記の内容が記載されている。

 

MRIでヘルニアが神経を圧迫しているにもかかわらず

症状がないことも少なくない。

 

多くの人がヘルニアを除去しなくても、

症状は収まる。

20190731_2886267.jpg

 

腰痛の予防対策として

体幹筋力強化、股関節の可動性確保、尻や大腿のタイトネス改善が

上げられている。

20190731_2886269.jpg

 

#腰痛
#飯田市
#エビデンス
#カイロプラクティック
#急性腰痛
#ぎっくり腰

腰痛の最新の知識についてはこちらを。    
 
腰痛に関する症例はこちら ブログ「パンダのつぶやき カッパのぼやき」を

いいだ整骨院♡鍼灸院/いいだカイロプラクティックは
 腰痛のガイドラインに則ったエビデンスに基づく腰痛の治療を行っています。

 

 


根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(73) 腰痛患者のルーチンのレントゲン撮影はやめるべき

UGEMテーマ:健康

根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(73)



                              長谷川淳史(TMSジャパン代表)

***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** *****

腰痛に関する正確な情報には想像を絶するほどの治癒力があります。どうか情報の拡散にお力をお貸しください。

■腰痛患者659名をX線撮影群と非撮影群に割り付けて1年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)の結果、両群間の身体機能・疼痛・活動障害の改善率に差は認められなかった。ガイドラインは腰痛患者の腰部X線撮影を避けるよう勧告している。
http://1.usa.gov/rrG6so
……福島原発事故による放射線被曝に怯えている日本です。今こそルーチンなレントゲン撮影をやめるチャンスかもしれません。

■腰下肢痛患者246名を対象にMRI所見と保存療法の治療成績について2年間追跡した結果、椎間板ヘルニアは腰痛患者の57%、下肢痛患者の65%に検出されたものの、治療成績とヘルニアのタイプ、大きさ、活動障害は無関係だった。
http://1.usa.gov/tZmk9p
……画像検査で認められる椎間板ヘルニアのタイプやその大きさは、症状や治療成績とは無関係だという証拠です。

■米国ではCTやMRIによる画像検査は5年間で43%増加し、PETスキャンに至っては4年間で3倍に増加。民間の大手保険会社はこうした医療費の高騰を抑えるために放射線ベネフィットマネージャーを使って医療調査を開始した。
http://on.wsj.com/uhkJdN
……アメリカではすでに危機意識を持って取り組んでいます。日本もそろそろ医療放射線の問題に着手するべきではないでしょうか。不必要な放射線被曝は避けた方がいいと思います。

■医療行為の中で必要のない画像検査が行なわれているのは事実。CTによる放射線被曝だけでも米国で発症するがんの2%の原因になっている。リスクとベネフィットを考えると不適切なCTやX線撮影を制限することで生命を救える可能性がある。
http://bit.ly/hyDov1
……全がん患者の2%がCTに起因すると大騒ぎしていますけど、日本のCT保有台数は世界一でアメリカの7倍に達しています。

■日本の原爆被爆者データベースから先進15ヶ国の画像検査による放射線被曝量と発がんリスクを推計した結果、検査回数も発がんリスクも日本が世界一であることが判明。全がん患者の4.4%(約1万人)が画像検査に起因している可能性あり。
http://1.usa.gov/blSDtG
……世界中が驚愕した有名な論文なのに、なぜか日本ではほとんど報道されませんでした。
 
下記メールマガジンからから転載しました。

<発行> 産学社エンタプライズ
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館3階
TEL:03-6272-9313 FAX:03-3515-3660http://eppub.jp/
[編集室] TEL:042-735-1193
e-mail  info@eppub.jp

■1回の全身CTによる放射線被曝量は、広島・長崎の爆心地から3.2キロの地点で被爆した生存者とほぼ同じで、がんによる死亡リスクが増加するのは明らか。CTの保有台数は日本が世界一でアメリカの7倍、イギリスの16倍にも達している。http://bit.ly/hyDov1
……健康診断やがんドック、医療ツーリズムと称して全身CTが盛んに行なわれているようですけど、放射線被曝のことは考えなくていいのでしょうか。こうしたリスクを伴う画像検査は、ここぞという時のために取っておきたいものです。
#腰痛
#飯田市
#エビデンス
#カイロプラクティック
#急性腰痛
#ぎっくり腰

腰痛の最新の知識についてはこちらを。    
 
腰痛に関する症例はこちら ブログ「パンダのつぶやき カッパのぼやき」を

いいだ整骨院♡鍼灸院/いいだカイロプラクティックは
 腰痛のガイドラインに則ったエビデンスに基づく腰痛の治療を行っています。

根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(72)

 

 

根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(72)
                              長谷川淳史(TMSジャパン代表)
***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** *****
腰痛に関する正確な情報には想像を絶するほどの治癒力があります。どうか情報の拡散にお力をお貸しください。

■(1)あるキャンペーン群では腰痛患者の動作恐怖スコアが改善した。(2)あるキャンペーン群では腰痛による欠勤日数が減少した。(3)あるキャンペーン群の労災申請件数は15%減少した。http://1.usa.gov/mQ628O http://1.usa.gov/qTkwry
……腰痛に対する考え方を改めるだけで回復速度が上がり、腰痛の発症率が低下したということです。

■(4)あるキャンペーン群の医療費は20%減少した。すなわち、正しい情報提供だけで33億円を超える経費(労災補償費と医療費)を削減できたのである。日本でできないはずがない。
http://1.usa.gov/mQ628O http://1.usa.gov/qTkwry
……指1本触れることなく腰痛患者を減らすと同時に医療費を削減させることは可能なのです。これも国際腰椎学会でボルボ賞を受賞した論文です。専門家が知らないはずはありませんし、万が一知らないというのなら腰痛患者に手を出すべきではありません。

■患者に不安や恐怖を与えると間違いなく痛みが増幅する。このノーシーボ効果は想像以上に強力で、ヴードゥー死、タブー死、ノスタルジー死で証明されているように命に関わることさえある。
http://1.usa.gov/nCm2wd http://amzn.to/pXA5WR
……ことに腰痛・肩こり・関節痛のような筋骨格系疾患は、どんな治療をするのかより、患者が症状をどう捉えているかの方がはるかに重要です。慢性化している場合はこのあたりをチェックすべきです。

■椎間板ヘルニアに対する手術に関する論文81件を厳密に検討した結果、椎間板ヘルニアの手術成績は短期的に見れば良好だが長期的に見れば保存療法とほとんど変わりがなく、心理社会的因子の影響を強く受けていることが確認された。
http://1.usa.gov/q1HPOA
……椎間板ヘルニアの手術成績は長期的にみれば保存療法と変わらないことを第一級のエビデンスが証明しているのです。「椎間板ヘルニア=手術」という思い込みを頭の中から消去しましょう。

■腰下肢痛を訴える椎間板ヘルニア患者84名を対象に、画像所見、理学所見、心理テスト(MMPI)と手術成績との関係を調べた結果、手術成績と最も関係が深かったのは、画像所見でも理学所見でもなく心理テストだったことが判明。
http://1.usa.gov/qMXXcm
……椎間板ヘルニアの手術成績を左右するのは心理社会的因子(イエローフラッグ)とのこと。腰下肢痛、この未知なるもの。

 

エンタプライズ発信〜メールマガジン【98】から転載

<発行> 産学社エンタプライズ
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館3階
TEL:03-6272-9313 FAX:03-3515-3660http://eppub.jp/
[編集室] TEL:042-735-1193
e-mail  info@eppub.jp

 

 

#腰痛
#飯田市
#エビデンス
#カイロプラクティック
#急性腰痛
#ぎっくり腰

腰痛の最新の知識についてはこちらを。    
 
腰痛に関する症例はこちら ブログ「パンダのつぶやき カッパのぼやき」を

いいだ整骨院♡鍼灸院/いいだカイロプラクティックは
 腰痛のガイドラインに則ったエビデンスに基づく腰痛の治療を行っています。

「ギツクリ腰 対処法は」信濃毎日新聞4/19日付

 

ギックリ腰をしたばかりで痛みが強い時に行うと良い

運動の方法が載っていました。

 

マッケンジー体操の変法です。

 

お腹の下に大きな枕を入れて行うのがミソ。

 

 

IMG_20190420_181001.jpg

 

 

ぎっくり腰になったら

体を適度に動かす方が早く治ります。

「体を適度に動かすことは、背骨や周辺の筋肉を柔軟にして、

  痛みをもたらす物質分泌も抑える」とこの記事にあります。

 

 

ギックリ腰は「安静にしてはいけない」のは世界の常識です。

「安静臥床」は「有害」という勧告が「急性腰痛ガイドライン」で出ています。

治りが悪くなり、慢性化します。

 

 

20190421_2822679.jpg

 

20190421_2822677.jpg

 

#腰痛
#飯田市
#エビデンス
#カイロプラクティック
#急性腰痛
#ぎっくり腰

腰痛の最新の知識についてはこちらを。    
 
腰痛に関する症例はこちら ブログ「パンダのつぶやき カッパのぼやき」を

いいだ整骨院♡鍼灸院/いいだカイロプラクティックは
 腰痛のガイドラインに則ったエビデンスに基づく腰痛の治療を行っています。

 

 

JUGEMテーマ:健康


腰痛の手術の可否

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(70)

                              長谷川淳史(TMSジャパン代表)

***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** *****

腰痛に関する正確な情報には想像を絶するほどの治癒力があります。どうか情報の拡散にお力をお貸しください。

■(5)椎間板摘出術は比較的安全な治療法とされているが、これまで考えられていた以上に再手術を必要とする例が多い。(6)椎間板ヘルニアに対する手術成績は、心理社会的因子の影響を強く受けている。http://1.usa.gov/q1HPOA
……手術を受けた患者の5〜50%は症状がまったく変わらないか、あるいはさらに悪化することが判明しています。

■椎間板摘出術が予定されていた腰下肢痛患者84名の治療成績を、神経学的所見、SLR、画像所見、心理テストの4項目で比較した結果、治療成績と最も関係が深かったのは、理学所見や画像所見ではなく心理テストだったことが判明。
http://1.usa.gov/qMXXcm
……椎間板ヘルニアの治療成績を左右するもっとも大きな要因は、心理社会的因子だということが明らかになったわけです。

■椎間板摘出術を受けた患者46名を2年間にわたって追跡調査した結果、職場復帰には心理的因子(抑うつ状態)と職業上の心理社会的因子(職場での精神的ストレス)が深く関与していて、画像所見や臨床症状は無関係であることが判明。
http://1.usa.gov/osP4XY
……椎間板ヘルニアの手術成績は、画像所見や臨床症状より、抑うつ状態と職場のストレスに左右されることが明らかになったわけです。

■腰下肢痛を訴える椎間板ヘルニア患者69名を対象に、椎弓切除術群と椎弓切除術+固定術群の術後成績を3年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、優または良と評価できた割合は椎弓切除術群が71%で、椎弓切除術+固定術群が53%だった。
http://1.usa.gov/pNHEa3
……椎間板ヘルニアに対する脊椎固定術の術後成績は悪いことが明らかにされているのに、なぜか脊椎外科医はやめるどころか盛んに脊椎固定術を勧めます。

■脊柱管狭窄を伴う変性辷り症患者76名を対象に、器具固定群と骨移植固定群の術後成績を2年間追跡したRCTによると、器具固定によって骨癒合率の向上は認められるものの、それが必ずしも臨床症状の改善に結びつかないことが判明。
http://1.usa.gov/nfQM86
……インストゥルメンテーション手術(金属のネジとプレートを使用)によって固定力を向上させても、それが臨床転帰(治療成績)の改善に繋がらないことを明らかにした国際腰椎学会でボルボ賞を受賞した研究です。

■慢性腰痛を訴える変性辷り症患者130名を対象に、器具固定群と骨移植固定群の術後成績を2年間追跡したRCTによると、骨癒合率と満足度に差はないが器具固定群は手術時間、出血量、再手術率を増大させ、深刻な神経損傷を招く危険性大。
http://1.usa.gov/rd6vMx
……インストゥルメンテーション手術(ネジやプレートなどの金属を使用)には大きなリスクが伴うことを明らかにした国際腰椎学会でボルボ賞を受賞した研究です。



<発行> 産学社エンタプライズ
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館3階
TEL:03-6272-9313 FAX:03-3515-3660http://eppub.jp/
[編集室] TEL:042-735-1193
e-mail  info@eppub.jp
--------------------------------------------------------------------

発行のメールマガジンから転載

JUGEMテーマ:健康

 

#腰痛
#飯田市
#エビデンス
#カイロプラクティック
#急性腰痛
#ぎっくり腰

腰痛の最新の知識についてはこちらを。    
 
腰痛に関する症例はこちら ブログ「パンダのつぶやき カッパのぼやき」を

いいだ整骨院♡鍼灸院/いいだカイロプラクティックは
 腰痛のガイドラインに則ったエビデンスに基づく腰痛の治療を行っています。j

痛みの定義

JUGEMテーマ:健康

 

 

 

痛みの定義   国際疼痛学会   1986年

 

An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or described in terms of such damage.

不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。  (教授 熊澤孝朗)

 

多くの人は生まれてから這うようになり,さらによちよち歩きするようになって,あちこちに体をぶつけ,苦い経験を積み重ねていく。就学前の小児について調べた米国の研究によると, 3時間に1回の割合で,転んだり,ぶつけたり,けんかしたりして,痛い目にあっている.このような体験を通じて痛みを知るようになる。このとき痛いと感じ、つらいと思う.痛いと感じるのは感覚,つらいと思うのは情動である.だから,痛みは感覚情動体験である。長じてこのとき経験したのと同様な意識内容があると,痛みと思う。このとき身体に原因があるとは限らない。このようなことを配慮して,国際疼痛学会の用語委員会は,痛みを"組織の実質的あるいは潜在的な傷害に結びつくか,このような傷害を表す言葉を使って述べられる不快な感覚,情動体験''と定義したMers-keyandBogduk, 1994)。組織が傷害されたときに生じる感覚,情動体験はまぎれもない痛みであるが,身体のどこにも原因が見当たらない感覚,情動体験であっても,これを痛みと認め,患者の苦しみに理解を示すべきである。

 

 

痛みの二面性(情動としての痛み・感覚としての痛み)

 

痛みには感覚の側面と,情動の側面がある.情動の側面は痛みに伴う不快感,不安,苦しみ,恐怖などをさしている。. 痛みをもつ患者が受診するのは,このような情動の側面があるからであるといっても多くの場合,言い過ぎでない.。痛みの感覚の側面をみると,視覚や聴覚と異なった大きな特徴がある

痛みの体験を分かちあうことは原理的に不可能である。われわれにできるのは,他人の痛みを理解しようと努力することである。


根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識

JUGEMテーマ:健康

 

根拠に基づく腰痛の原因と治療 - 腰痛治療の新常識(67)

                              長谷川淳史(TMSジャパン代表)

***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** *****

腰痛に関する正確な情報には想像を絶するほどの治癒力があります。どうか情報の拡散にお力をお貸しください。

■腰痛に対する脊椎マニピュレーションに関する論文58件をメタ分析した結果、3週間以内に腰痛が回復する確率は50〜67%だった。慢性腰痛に対する効果は不明としながらも、急性の非特異的腰痛には一時的な効果があることが判明。
http://t.co/R9DMmIJ
……カイロプラクティックは急性腰痛(ぎっくり腰)に対してある程度の効果があるということです。しかし現在では、急性腰痛よりも慢性腰痛に有効であることが証明されています。

■腰痛に対する脊椎マニピュレーションに関する37件のRCT(ランダム化比較試験)を吟味した体系的レビューでは、研究デザインに不備があるために正確な評価は困難で、腰痛に対する有効性は科学的に証明できないが、たしかにある患者には効果が認められる。
http://t.co/CwMdT89
……第一級のエビデンスである体系的レビューによって、腰痛に対するカイロプラクティックの効果が示唆されたことになります。

■1911年〜1991年に発表された脊椎マニピュレーション後に馬尾症候群が生じた29例を詳細に分析した結果、重度あるいは進行性の神経障害にマニピュレーションは行なうべきでないが、症状が悪化する可能性はきわめて低い。
http://1.usa.gov/qsCsK1
……馬尾症候群のサインを見逃さなければ、カイロプラクティックはとても安全な治療法です。

■腰下肢痛患者を対象に脊椎マニピュレーション群、骨盤牽引群、スクレロサント(組織硬化剤)注射群、ステロイド注射群に割り付けたRCTによると、1ヶ月後、6ヶ月後、12ヶ月後のどの時点においても4群間の改善率に差は認められない。
http://1.usa.gov/qjUTqL
……1987年のRCTではまだカイロプラクティックの有効性が明らかになっていませんでした。RCTの積み重ねによって初めて真実が浮かび上がってくるのです。個人の主観的経験がいかに不正確であるのかを感じ取っていただければ幸いです。

■椎間板ヘルニアか脊柱管狭窄症と診断された腰下肢痛患者73名を対象とした硬膜外ブックに関するRCTによると、ステロイド剤+局所麻酔剤群と生理食塩水+局所麻酔剤群の間に改善率の差は認められなかった。ステロイド注射は無効?
http://1.usa.gov/qAFypS
……もっとも強力な抗炎症剤であるステロイドが効かないところをみると、腰下肢痛は炎症によるものではないと考えられます。

■腰下肢痛患者に対する硬膜外ステロイド注射に関する12件のRCTをレビューした結果、硬膜外ステロイド注射の効果は明確ではないものの、神経根症状を伴う急性腰下肢痛に限っていえば一時的な効果は望める可能性がある。
http://1.usa.gov/okMOHg
……最新の腰痛診療ガイドラインでは、硬膜外ブロックの短期成績に関するエビデンスは一貫しておらず、長期成績に関するエビデンスも乏しく、脊柱管狭窄症に対してはリスクとベネフィットを評価できるだけのエビデンスがないとされています。
エンタプライズ発信〜メールマガジン【93】 2019. 1
<発行> 産学社エンタプライズ
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館3階
TEL:03-6272-9313 FAX:03-3515-3660http://eppub.jp/
[編集室] TEL:042-735-1193
e-mail 
info@eppub.jp
より転載
#腰痛
#飯田市
#エビデンス
#カイロプラクティック
#急性腰痛
#ぎっくり腰

腰痛の最新の知識についてはこちらを。    
 
腰痛に関する症例はこちら ブログ「パンダのつぶやき カッパのぼやき」を

いいだ整骨院♡鍼灸院/いいだカイロプラクティックは
 腰痛のガイドラインに則ったエビデンスに基づく腰痛の治療を行っています。


サイト内検索

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

リンク

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 前沢奈緒子さんの葬儀
    原幸夫
  • 前沢奈緒子さんの葬儀
    Junko Lee
  • アキレス腱断裂保存歩行療法はなぜ治りが良いのか
    太田浩之
  • カラー輪ゴムダイエット 足のサイズダウン3
    原幸夫
  • カラー輪ゴムダイエット 足のサイズダウン3
    初めまして、Kと申します
  • 女性のアキレス腱断裂保存歩行療法は内股に注意!!!
    細い脚の患者
  • 本日2例目の左アキレス腱断裂
  • 本日2例目の左アキレス腱断裂
    くら
  • 本日2例目の左アキレス腱断裂
    くら
  • アキレス腱断裂を手術しないで歩きながら治す 固定除去

recent trackback

profile

others

mobile

qrcode