大腿四頭筋の筋力低下と膝関節痛と関節の水

JUGEMテーマ:健康

アメリカ人が膝の痛み及び膝に水がたまって来院された。

2〜3年前から痛みは繰り返していて、一か月ほど前から痛みが強くなり水がたまってきた。

病院で水を取り、ヒアルロンサンを注射しているが痛みが取れず、水が引かないという。


見た目でもわかるほど大腿四頭筋は無い。水腫が認められる。

膝の屈伸で痛む。

運動はバトミントンをしている。スクワットを行っている。


痛みがあったら筋トレは絶対にやってはいけないのに行って

その為に筋力低下を招き関節痛が慢性化していると考える。


治療方針や注意事項を英語でうまく伝えられないので文書にしてお渡しして、

英語のできる方に訳してもらうようお伝えした。



以下がそれ。
 

○○様

 

膝の痛みの今後の対策について

 

 現在の痛みは関節に炎症があるためです。大腿の前側の筋肉(大腿四頭筋)が弱いために関節に過負荷が掛り関節炎が起ったと考えられます。


 大腿部の筋肉(大腿四頭筋)が弱く、運動などの負荷が大きいと関節の炎症を起こします。バトミントンやスクワットは膝関節に多くの負荷をかけますのでやめてください。

 安静にして関節には負荷をかけないようにすると関節の水も痛みも炎症がなくなれば消えます。

 
 そのためにまず安静にして、炎症を抑えるためにアシング(冷却)アイスパック(0℃のもの)(冷たすぎると凍傷の可能性あり)で20分ほど1日に3回程度冷やせると良いと思います。または動いた後や仕事の後にアイシングして下さい。広い範囲でアイシングして心地が良くなければ、狭い範囲でアイシングをしてみてください。アイシングが気持ち良ければつづけてください。アイシングをして嫌な感じがするなら中止してください。アイシングの部位は膝の前及び後ろです。

 

 運動(ジョギング、ウォーキングも)は痛み、水腫が消えるまで行ってはなりません。


 痛みがなくなってから、まず筋力トレーニングを行って筋力をアップしなければいけません。筋力アップは膝を伸ばして持ち上げる運動を行います。ももの下に枕をかい、枕をももで押しつぶすようにしたまま、踵を持ち上げて、膝を伸ばします。これは大腿四頭筋の筋力アップをして膝関節を筋力で保護するようにします。


 筋力トレーニングで痛みが出ると筋力は低下しますので注意してください。

 

 スクワットは行ってはなりません。この運動は関節の負荷が大きいので関節の炎症を増悪します。
 その後少しずつウォーキングを短距離行い、痛みが出ないことを確認して少しづつ距離を伸ばします。その後運動(ウォーキング、ジョギング、バトミントと)強度を上げていきます。痛みが出たら行ってはいけません。

 


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