意識化の治癒力

関節が痛むときにテーピングしたり湿布を張ったりすると確かに楽になる。

気がするのかもしれないが。

包帯を巻く、サーポーターをはめる、マッサージする、ストレッチする。

薬を塗る、カラーを巻く。

みなそれぞれに医学的効果に裏付けもあるのだろう。

(臨床的にはそれほどの効果があるとは考えられないものもあるが)

ことの本質は、病んでいる部分を「意識にする」ことにあるのでは

と私は考えている。

病むまでは思いを寄せることなど一切無かったその部分を意識する。

行動が変わり、動きの量、質が変わり、

からだへの意識、考え方が変わる。

それが心身に何らかの作用を及ぼしているのではないかと考えている。




「心のケアを考える」

産経新聞(h17.7.9)「断」(民俗学者・大月隆寛)

筆者は言う。

「心のケア」が耳につく。

心の問題は自前で始末してゆくしかなかった。

家族、友人など、身の丈の関係で引き受けるものだったのに、

最近はいきなりカウンセラーだ、医者だと

「よその人」に頼るようになったと。

カウンセラー幻想批判である。


「日本社会臨床学会」こちらというのがある。

考えは通底している。

イバン・イリイチは『専門化時代の幻想』新評論を書いている。

病んでいるときは考えるな

病んでいるときはマイナスの考えしか湧いてこない。

だから、そんなときは考えることをやめた方がいい。

じっと嵐が過ぎるのを待つ。

病いが癒えてくると、考えも変わる。


膝関節の痛みで動けない方80歳代の女性を往診していた。

その方は

「治っても、もう絶対果樹園の仕事はしない。自分のことだけにする。」

って言ってた。

治ったしまったら、

「私が手伝わないと、うちの仕事が回っていかないから」だって。

「治っても、もう絶対果樹園の仕事はしない。自分のことだけにする。」

ってたでしょうって言ったら。

「そんなこといいました?」だって。



患者さんには、「今考えていることを、書いといて」とお願いする。

病いが癒えた時には、

このように考えていたことすら忘れてしまうのだから。

まったく。


さわやかな自己表現

『アサーション トレーニング』

日本・精神技術研究所刊 平木典子著

-さわやかな〈自己表現〉のために-

との副題が示すように

アサーション(自己表現)をどうするか、

アグレッシブ(攻撃的)に行わず、

ノン・アサーティブ(非主張的)にもならない、

第3の方法「アサーティブ」の方法を提示する。

人を傷つけず、自らも傷つけない、表現方法。

出来たら幸せだな。

でも本当に難しい。

共感

カウンセリングの基本は「共感」である。

でもこれが実に難しい。

同感でもなく、同情でもなく「共感」。

ブロッキングをはずし共感することの難しさ。

医療職も、介護職も、もっとも大切なものだ。

でもブロッキングばっかりで。

あーー難しい。



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